【振り子時計のおはなし】 2003年2月11日を通りすぎました ●●●
1.時計の活躍2.振り子時計について
☆振り子時計はなぜ生き物なのか☆
☆振り子時計の選定基準☆●●●
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1.時計の活躍
時計の活躍、といっても、
いったいなんなんでしょう（笑）というわけで、ここでは、日頃こっそりと目撃した時計たちの元気な姿をお知らせしたいと思います。
2) 街に住み着いた振り子時計たち
1) 本に登場する振り子時計たち
●「悲しみの時計少女」 by 谷山浩子
これはもう、なんて言えばいいんでしょう（＾＾
ほとんど、時計に関するわたしのバイブルと言っても過言ではないでしょう（ほんとかな）
一見寓話、一見ファンタジーでも、これは、とても悲しい悲しいお話です。解説者は一級のミステリーと称していますが、ううう、ちっとも判っていない！！
時計少女の、絶対に復讐をやりとげようとする必死さ、健気さ、そして達成感と絶望……
このお話は、あくまで、主人公は時計少女なのです。出版年数を見て、気づいた方がいるかもしれません。
そう、わたしが時計と暮らしはじめたのは、1992年の半ば、この本が出てしばらくした頃です。あの、三角形の魚の時計と、この本がなければ、わたしは振り子時計という生き物たちの存在に気づくことなく一生を終えていたでしょう。
つまり、この本はわたしの一つの原点でもあるのです（大げさな）＊＊＊あらすじ＊＊＊
喫茶店でもと恋人と待ち合わせた浩子は、突然自分が時計を忘れたことに気づく。やってきたもと恋人はサカナ男で、連れてきた新しい彼女の顔は針のない文字盤だった。彼女＝時計少女が時間を教えてくれるという言葉につられて、浩子たちは時計屋敷を探す。道にまよい、何度も奇妙な時計たちに捕まりそうになりながら、ついに時計屋敷に辿り着くと、そこは捕らえられた人々が時間に切り刻まれて時計に作りかえられている残酷な屋敷だった。そして時計少女とサカナ男は、時計屋敷の主人が浩子だと告げた――＊＊＊データ＊＊＊
題 名 ：悲しみの時計少女
著 者 ：谷山 浩子
イラスト：宮崎 照代
発行所 ：株式会社サンリオ
発行日 ：1991年11月20日
定 価 ：1400円
ISBN4-387-91202-2
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